カーネーション:地中海原産
カーネーションはなんと言っても母の日の代名詞。かわいらしい花と様々な色で私たちを楽しませてくれます。私たちになじみ深いナデシコやかすみ草なども実はカーネーションの仲間です。プレゼントのカーネーションをより長く楽しむポイントは日光と水。それらのコツさえつかめば、育てやすい植物です。
[飾る場所]
カーネーションは日光、それも強い日差しが大好きな植物です。室内で飾る場合は窓際などの日当りがよく、風通しのよい場所を選びます。出来る限り時々屋外の日当りよい場所で日光浴させてあげると、姿をより良く保つ事が出来ます。また、カーネーションはエチレンガスなどのガスに弱く、タバコや車の排気ガス、ガスストーブなどの排気に当てると、花が早く萎れやすくなります。また、果物の側なども避けたほうが良いでしょう。これは切り花はもちろん、多くの花にいえます。
庭など路地に植えてあげると、かわいらしい花を毎年咲かせやすいと思います。是非チャレンジしてみてください。
[水やり]
土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えます。湿った状態で水を与えると根腐れや蒸れを起こしやすいので注意します。ただし、土の表面が乾いてから1、2日放置してしまうと元気をなくしてしまいやすいです。その場合はお水をたっぷり与えれば元気になりますが、なるべく避けたい状況です。また、真夏と真冬はあまり水を必要としませんので、乾かし気味で育ててください。花に水がかかると病気の原因となりますので、花にかからないよう、根元に水をあげると良いでしょう。
*土が乾くタイミングは飾る場所によって大きく違います。
日当りが良い場所や、風通しの良い場所では早く土から水分がなくなり乾きやすくなります。
また植物によっては一度にたくさんの水分を土から吸収するものもありますので、その場合も土は早く乾きます。よく聞く「○日に1回の水やり」という考え方でお水を与えるよりも、土の色を見たり、触ってみたりして判断するのが良いでしょう。プラスチックの植木鉢の場合は持ち上げてみるのも有効です。
[お手入れ]
咲き終わった花柄はなるべく早めに摘み取りましょう。花がらが雨などに濡れるとカビやすく、病気の原因となりますのでこまめに摘んであげます。
アブラムシなどがついたらオルトランなどの薬で駆除しましょう。
[肥料]
春先、気温が毎日15°以上になったら1ヶ月に1回程度化成肥料を与えます。液体肥料であれば1週間に1回の割合で与えます。真夏や冬は成長が弱くなりますから、肥料は必要有りません。
[植え替え]
鉢の底から根が出てきたら、花が咲き終わったあとに一回り大きな鉢か庭に植え替えます。カーネーションは水はけが良い土を好みます。
赤玉土5:ピートモス3:バーミキュライト2の割合で土を作ると良いでしょう。
どんな植物でもそうなのですが、育てる一番のコツは原産地の環境をイメージしてみる事だと思います。
例えばこのカーネーションは地中海。
地中海といえば、サンサンと降り注ぐ太陽の光と、カラっと乾いた空気。雨はそれほど頻繁に降らなさそうです。
やはりそういった土地で生まれた植物は日光大好き!雨がちょっと苦手だったりするんです。
でも、ここは温暖湿潤の日本(これもまた地域によりますが)。
梅雨時期などは地中海とは大きき違う気候ですよね。
ほんの少しでも環境を出来るだけ地中海に近づけてあげるのが一番だったりします。
異国の地をイメージして花を眺める、そんな事も実は植物を楽しみの一つかもしれません。









