春の花木は葉を出す前に花を咲かせるものが多く、小ぶりで可憐な中にもたくましさを感じさせてくれます。
外を歩けば四季を感じさせてくれるのは足元の草花たちよりも、案外雑木や街路樹、庭木などの木々だったりします。
早春であればニワトコ、梅、サンシュユ、こぶし、椿などが花を咲かせ、黄土色の景色に色を添えてくれています。
花屋の店頭にはシーズンよりもひと月ほど早い素材が並びますが、春の花木は葉を出す前に花を咲かせるものが多く、小ぶりで可憐な中にもたくましさを感じさせてくれるように思います。
家などに飾る時は草花とあわせて花瓶に飾るとより華やかで、動きのあるアレンジになりますが、枝物だけをばさっと花瓶にいけるのも自然を感じられて心が躍らされます。
また春の花木は原始的な花の姿を見せるものも多く、その不思議な姿を楽しむのも醍醐味だと思います。
小手毬はその名の通り小さな花がまるか詰まったマリのような花。マットなグリーンとのコンビネーションがみずみずしく、いよいよ春本番を感じさせてくれます。
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