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冬場の胡蝶蘭の管理方法

冬場の胡蝶蘭の管理方法

今週もいろいろな大きさの胡蝶蘭が入荷しています。


今週もいろいろな胡蝶蘭が入荷しています。

胡蝶蘭は東南アジア原産の植物で高温多湿を好みます。

冬場の寒さと乾燥は苦手ですので、管理には少し注意が必要です。

特に冬場の窓辺などは夜間から明け方にかけ気温が大きく下がり、植物に大きなダメージを与える場合があります。冬場は水やりをひかえ、室内の中ほどなどに飾ってあげると良いでしょう。

春から夏にかけては直射日光のあたらない、明るい室内に飾っていただき、
冷暖房の風が直接当たらないよう注意しましょう。
根元の水苔が乾いたらたっぷりとお水を与えます。

【飾る場所】

直射日光の当たらない明るい室内(玄関など)

●1日の温度変化が少ない場所が好ましいです。
●夏場の暑いお部屋、冬場の寒さ、タバコやお線香の煙が多い環境、
昼夜の温度差が激しい場所、エアコンからの風が直接当たる場所などは避けてください。

温度

●18℃~25℃(5度以下になる場合は暖かいお部屋へ移動してください。)
(温度が高いほど老化が進み開花が短くなります)

5℃以下の場合、花全体がしおれ、葉から元気が奪われますのでご注意ください。
●冬場の暖房による乾燥のしすぎにご注意ください。
●加湿器をつける場合、蒸気が直接当たらないよう注意してください。

水やり

胡蝶蘭は1株づつ小さなポットに入っています。1株づつたっぷりとお水をかけてください。

●大輪の胡蝶蘭は    15日に1回くらいでたっぷりと
●ミディ(小輪)胡蝶蘭  8日に1回くらいでたっぷりと
●熟成胡蝶蘭      夏:5日に1回くらいでたっぷりと
      冬:7日に1回少なめに(根元の木片が乾いたら)
*受け皿には水を溜めないでください。

*基本的に肥料は必要ありません。与える場合は春から夏にかけて1500倍~5000倍に薄めたラン用の液肥を水やり代わりに与えます。

お花が終わったあとは

●花が全て咲き終わりましたら株元から4節目の上を切ってください。
(針金は硬いので切る際はお気をつけください。)

もう一度花を咲かせるためのポイント

●基本的に肥料を与えない方が咲きやすいです。

花が咲いている時と同様、直射日光の当たらない明るく温度変化の少ない場所においてあげましょう。花が咲きやすい温度は18℃~25℃です。

植え替え

1~2年は植え替えの必要はありません。
頻繁な植え替えは胡蝶蘭にとってストレスとなり、あまりお勧めではありません。
植え替える場合は、黒くハリのなくなった根を取り除き、古くなった水苔を新しい水苔に取り替えて素焼き鉢などに植え替えます。

葉がしなしなになった場合

水が切れている状態です。バケツに水を張り、根を半日ほどつけておいてください。水切れが原因の場合3週間ほどで回復します。

葉が黄色くなった場合

老化により葉が黄色くなります。水やりを少し控えめにします。
夏は風通しの良い場所に置くのも効果的です。

●複数枚の葉が黄色くなり同時に落ちる場合は夏の高温障害、冬季の低温障害です。